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建通新聞社(岡山)
2010/02/15

【岡山】新年度は実施設計に着手 赤磐新消防庁舎

 赤磐市は、新消防庁舎の建設を計画しており、2010年度には用地取得や実施設計に着手したい意向。
 事業費については、補正予算での対応となる見通し。
 庁舎の敷地面積は約5000u、グラウンドの敷地面積は約3000uで、総面積約8000u。規模は、消防本部・消防署が鉄筋コンクリート造3階建て延べ約3000u、訓練棟主塔が鉄筋コンクリート造4階建て延べ約150u、副塔が鉄骨造2階建て延べ約100u、備蓄倉庫が約250uで、駐車場も50台確保する。建設費は約11億円を想定している。
 基本設計は大建設計(広島市)が担当した。
 新消防庁舎建設の基本方針は、防災の拠点施設を考慮した庁舎として、行政無線の管理や通信・電気・水道などの被害に対するバックアップシステムの構築、災害用資機材の備蓄など、危機管理機能を強化し、防災拠点として役割を十分果たすことのできる庁舎の実現を図る。
 また、環境負荷を少なくするための省エネルギー対策に配慮し、太陽光などのエネルギー資源の活用を積極的に図り、維持管理上の経済性を高めた庁舎の実現や内外レイアウトは圧迫感をなくし、バリアフリーやユニバーサルデザインにすることなどをあげている。