静岡市駿河区池田のグランシップで開かれた「第4回 エコアクション21全国交流大会in静岡」では、6日に「行政との連携によるエコアクション21の推進」をテーマにパネルディスカッションを行った。パネリストは、北村正平藤枝市長、望月良和伊豆の国市長、西原茂樹牧之原市長。3市の首長は、制度普及の取り組みや支援策を紹介した。
北村藤枝市長は、市と商工会議所で取り組む「自治体イニシャティブ」を紹介、望月伊豆の国市長は、取得企業に対する補助や「入札参加における優遇措置」について検討していることを明かした。西原市長は「環境に配慮しない経済活動は犯罪だという意識を植え付けることが普及につながる」と呼び掛けた。
7日には、建設業向けの講習会「建設現場での取り組みすい環境経営をめざして」が開かれた。
講師の長谷山朗氏(エコアクション21審査人)は「環境経営は、経理や経営面に効果があることを理解してほしい」とエコアクション21の「建設業向けマニュアル」の概要を解説した。
そのほか、2009年11月に改訂した「エコアクション21新ガイドライン」の講習も行った。
建通新聞社 静岡支社