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建設経済新聞社
2010/01/29

【京都】22年度府当初予算案を発表 一般は微増の8492億円 知事選控え義務的経費が中心

 京都府は28日、一般会計8492億7100万円、流域下水道事業など10特別会計2490億6000万円、水道事業など4公営企業会計211億1500万円を合わせた総額1兆1194億4600万円の平成22年度当初予算案を発表、2月4日に開会する2月定例府議会に上程する。
 各予算案の伸び率は、一般会計が前年度当初比0・1%の微増、特別会計が2・4%増、公営企業会計が16・6%の減少。また一般会計の普通建設事業費は839億3700万円で前年度当初に比べて18・3%の二桁減少となった。
 これは、4月に知事選を控えていることから、義務的経費を中心に編成した骨格型的予算を編成したため。5月にも予定される補正で積極的な事業への予算化に対応することになっている。
 主な予算内容を見ると、七条警察署跡地の京都府民ステーション(仮称)に構想策定費100万円、京都文化博物館整備に8億7500万円、医科大学外来診療棟等(第2期)建設事業に33億4300万円、環の公共事業に21億6216万円、社会福祉施設防災対策等事業に34億2600万円、緑の公共事業に21億1713万4000円、農林水産部関係公共事業に45億8006万1000円、同単独公共事業に4億6609万2000円、臨時生活関連施設整備事業に23億円、府民公募型安心・安全整備整備事業に20億円、府営住宅対策費に34億5026万5000円、建設交通部関係公共事業に357億5200万円、同単独公共事業に147億5100万円、府立学校施設整備に56億2281万5000円、中京警察署(仮称)建設費に1億5900万円、警察施設耐震強化対策に5億7760万円、交通安全施設整備に11億4939万6000円などを予定している。