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建設経済新聞社
2010/01/21

【京都】研究開発及び本社新拠点建設 延1万6478u、8月着工で計画 設計・施工は鹿島建設

JR桂川駅の南西側に建設
 オムロンヘルスケア梶i代表取締役社長山田義仁氏、京都市右京区山ノ内山ノ下町24)は、「(仮称)オムロンヘルスケア褐、究開発及び本社新拠点建設計画」について、設計・施工を鹿島建設関西支店(大阪市中央区・06−6946−3311)に決め、8月に着工する予定。工期は12・5ヵ月〜13ヵ月を見込んでおり、来年8月頃の完成を目指す。

旧キリン工場跡地C−2街区
東西線沿いに建設


 計画地は、旧キリンビール京都工場跡地のC−2街区。現在キリンホールディングス梶iキリンHD。代表取締役社長加藤壹康氏、東京都中央区)による向日寺戸地区土地区画整理事業が3月末の完了を目指し進められており、区画整理地区内の横軸となる地区幹線道路2号(通称、東西線)沿いに新拠点を建設する。建設場所はJR桂川駅からは南西側に位置する。現行の用途地域は工業地域だが、1月18日の京都府都市計画審議会で用途地域を商業地域に変更する案を審議、承認された。今後国と協議し同意を得て、変更決定の告示により変更が確定することになる。告示は数ヵ月かかるとみられ、今年度末頃となる模様。
 建設計画によると、向日市寺戸町志賀見1−2及び九ノ坪7−1他及び京都市南区中久世1丁目148の敷地9917・36uに、SRC造一部S造(免震構造)7階建、延1万6478u(建築面積4820u)のビルを建設。1階はショールーム、モニタ室、中庭、会議室・応接室のほか、南側にエントランス、北側に社員用エントラスを配置。自転車置場も設ける。2階は事務室、食堂、会議室。3〜6階は事務室、実験室となり、7階は会議室、屋外機置場となる。1階のショールームでは、同社が取扱う商品の展示スペース又は企業PRを行うスペースとなる模様。建物は東側の低層棟、西側の高層棟で構成。高層棟の西側には駐車場を設ける。
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 同社は昨年4月、旧キリン工場跡地のC−2街区について、土地所有者のキリンHDと土地売買契約を締結。その後、新拠点建設のコンペを行い、同年9月上旬に鹿島建設に決定した。