トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

北海道建設新聞社
2010/01/20

【北海道】ホッコンとジャパンパイルが共同出資で製造拠点集約

 ホッコン(本社・深川)とジャパンパイル(同・東京)は19日、マンションなど高層建築物の基礎となるコンクリート製パイル(杭)の製造で、共同出資会社を設立すると発表した。社名は「ホッコンJP株式会社」。三笠市と深川市にある両社の製造拠点を石狩市へ集約し、12億円を掛けて老朽化した生産体制を一新する。パイル業界の主流となっている高支持力工法に合った大径のパイルを製造することで、設計会社やゼネコンのニーズに対応していく。
 ホッコンJPの資本金は3000万円で、ホッコン90%、ジャパンパイル10%の出資比率。社長には、ホッコンの芳賀俊輔社長が就き、ジャパンパイルの黒瀬晃社長は非常勤取締役となる。本社は、ホッコン所有の石狩市新港南の敷地内に置く。
 2011年4月をめどに、石狩市新港南のPC(プレキャストコンクリート)製品の生産ラインを一部集約し、年間3―5万dの生産能力を持つパイル製造工場へ変える。工場の建物面積は4000m²。投資する12億円のうち、9億円程度を機械製造設備に充てる。
 石狩パイル工場の操業で、三笠市岡山にあるジャパンパイルの北海道工場(生産能力1万d)は閉鎖、深川市音江町にあるホッコンのパイル工場(同1万5000d)も休止する。従業員30人は新会社へ移籍する。
 札幌市内で同日会見したジャパンパイルの黒瀬社長は「高支持力工法の管理が厳密化になるなど、パイル会社は工事部門のウエートが大きくなった。そうした市場変化を見定めた結果として、08年の基本合意から2年遅れた」と語った。芳賀社長は「札幌を中心にしたマンション建設は様子見の状況で、期待値も含め先行投資に踏み切った」と話している。