北海道建設新聞社
2010/01/15
【北海道】JR北海道が高齢者向け賃貸マンション−ミサワホームらと
JR北海道(札幌市中央区北11西15の1の2、中島尚俊社長)は、JR札幌病院隣接地に高齢者対応の賃貸マンションを建設する。ミサワホーム(本社・東京)、ミサワホーム北海道(同・札幌)との共同事業で、設計施工はミサワホーム北海道が担当。今秋着工し、来秋に入居開始する予定。
規模はRC造、地下1地上10階、延べ約7600m²。1LDK30戸、2LDK30戸、1K54戸の計114戸。全館バリアフリー、オール電化とし、各住戸や共用部には緊急通報用の非常ボタンを設ける。共同の大浴場、レストラン、訪問介護事業所なども配置する計画。
総事業費は約13億円を見込む。高齢者の居住安定化を目的とする、国土交通省の高齢者住居安定化モデル事業の採択を受け、工事費などに充てる補助金も決定している。
建設地は札幌市中央区北3東1で、JR札幌病院の北西側隣接地。
3者による共同事業。事業主体はJR北海道で建物を所有する。ミサワホームが高齢者住居安定化モデル事業の代表者として提案・申請業務を担当。ミサワホーム北海道が建物の設計施工を担い、完成後に建物を賃貸して運営する。