建通新聞社四国
2010/01/12
【高知】社会基盤整備に188億円提示 県土木部の当初予算見積
高知県土木部は、2010年度当初予算見積の投資的経費として、419億1200万円を提示し、既存インフラの有効活用と長寿命化、地域の実情に合った整備進捗などを打ち出した。そのうち、地域の経済活動を支える社会基盤の整備等には、前年比0・4%増の188億6300万円を揚げている。項目では、地域振興を支援する道路整備、港湾整備の推進と都市機能の充実、主要プロジェクトを支援する事業となっている。
各事業の主な整備内容は次の通り。
【地域振興を支援する道路整備の推進】
▽道路改築が国道195号南国バイパス、国道441号網代バイパスほか11カ所▽地域活力基盤創造交付金事業での道路改築、地方特定道路整備の国道195号高知バイパスほか154カ所、そのうち、1・5車線的道路整備が有岡川登線ほか66カ所▽せいかつのみち整備事業、道路交通計画調査委託など
【地域振興を支援する港湾整備の推進】
▽地方港湾改修として下田港ほか2港の整備▽港湾施設改良で高知港ほか2港の無施設補修▽港湾単独改良で上川口港ほか5港の小規模改良工事など▽ポートセールス推進事業では高知新港と宿毛湾港
【都市機能の充実】
▽都市計画街路事業で高知山田線ほか4路線▽都市計画街路単独事業で介良通り線他4路線▽土地区画整理事業で清水第3土地区画整理事業▽都市計画基礎調査など
【主要プロジェクトを支援する事業】
▽エコサイクルセンター関連道路整備