トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

建通新聞社(中部)
2009/12/22

【三重】県立博物館に建設費/県2010年度当初予算要求額6913億円

 三重県は、2010年度一般会計当初予算の要求状況を明らかにした。各部局からの要求総額は6913億円で、09年度当初予算に比べ3・2%増。生活文化部は新県立博物館整備や総合文化センター駐車場整備などの新規事業を要求して09年度比47・2%増となったが、県土整備部は災害関連事業があったものの同2・9%減となった。
 各部の要求額は、政策部が174億円で同4・2%増、総務部が1786億円で同0・5%減、防災危機管理部が22億円で同12%減、生活文化部が237億円で同47・2%増、健康福祉部が1088億円で同13・6%増、環境森林部が169億円で同8・3%増、農水商工部が378億円で同7・4%減、県土整備部が831億円で同2・9%減、警察本部が420億円で同2・2%増、教育委員会が1781億円で同3・3%増など。
 主な新規事業は、防災危機管理部の広域防災拠点施設整備2000万円、生活文化部の総合文化センター駐車場整備7億5753万円、新県立博物館整備27億0866万円、健康福祉部の婦人保護施設等耐震化等整備2億2747万円、環境森林部の緊急森林調査1億円、教育委員会の相可高校統合整備5998万円、県立高校耐震化促進緊急対策7億7402万円など。
 また、県土整備部所管の主な事業は、国補通常砂防21億7700万円、砂防激甚災害対策特別緊急4億5000万円、砂防等基礎調査4億2100万円、河川改修40億7600万円、海岸高潮対策12億5000万円、街路整備21億2600万円、国補道路改築(地域高規格道路)23億5000万円、道路改築146億6354万円、流域下水道90億1580万円、国補公園整備4億2100万円、公営住宅整備2億8604万円、港湾改修9億1200万円など。 総務部は尾鷲庁舎の耐震化のため庁舎耐震対策3億8960万円、農水商工部は県営かんがい排水12億6462万円、県営中山間地域総合整備4億5260万円などを要求した。