北海道建設新聞社
2009/12/22
【北海道】新分野進出優良企業表彰に12社を選出−道
道は21日、2009年度の「新分野進出優良建設企業表彰」の受賞企業を発表した。12社が受賞し、農業や環境分野での取り組みが多く選ばれた。表彰式は来年1月下旬に札幌市内で行う。
表彰は、新たな事業分野に進出し、模範となる取り組みを進めている企業を対象に実施。06年度以来今回で4回目となる。06年度と07年度はそれぞれ17社、08年度は15社が受賞している。
今回は15社の応募があり、今月上旬に開かれた外部有識者による審査委員会を経て、12社を選んだ。12社のうち、5社が農業等1次産業関連分野、4社が環境・リサイクル分野を選択。この2分野への進出が目立った。健康・福祉関連分野の取り組みは1社、文化・レジャー・観光分野は2社だった。
受賞企業は、11・12年度の建設工事等競争入札参加資格審査の加点対象となる。
経済部商工金融課では09年度の傾向について「農業だけでなく環境、健康の分野でも特徴的な取り組みがあった」(経営支援グループ)と話している。
受賞企業は次の通り。(カッコ内は所在地と代表者名、敬称略)
▽小川組土建(深川、小川広見)▽菊地建設(天塩、菊地敏)▽北野興業(札幌、北野喬)▽小寺建設(上士幌、小寺友之)▽新昌建設(当別、佃由広)▽丹野工業(遠軽、丹野義晴)▽中田組(稚内、中田伸也)▽能登組(江差、能登敏)▽古垣建設(余市、古垣恒次)▽北建工業(名寄、山本重存)▽北有建設(美唄、山口英男)▽三島組(幕別、三島徹朗)