建通新聞社四国
2009/12/18
【香川】さぬき南部を新規要望 県の10年度中山間総合整備
香川県農村整備課は、中山間地域の基盤を総合的に整備する県営中山間地域総合整備事業に2010年度、さぬき南部地区の新規事業採択を目指し要望する。さぬき市の南部地区357fを対象に、10年度から6カ年をかけて農業用用排水路やほ場などを整備する。総事業費は20億円余りを見込んでいる。
計画ではさぬき市の南部地区、357fを受益面積とし、農業用用排水路やほ場整備、ため池整備、鳥獣などの侵入防止柵などの整備を行う。
計画では10年度から15年度までの6カ年を計画しており、総事業費は20億0800万円を見込む。
全体整備計画は、農業用排水路が23路線総延長6610b、パイプラインが7路線、ほ場整備が8カ所で30f、ため池整備が15池、鳥獣進入防止フェンス設置が114・9f、生態系保全のための管理道整備が1カ所となっている。
実施計画の策定はチェリーコンサルタント(高松市)が担当した。
県営中山間地域総合整備事業は、中山間地域において地域の活性化と県土の均衡ある発展を図るため、各種生産基盤や生活環境基盤などの総合的な整備を実施するもの。