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建通新聞社(静岡)
2009/12/09

【静岡】県=袋井・島田土木管内11トンネルを詳細点検をフジヤマで

 静岡県建設部は、土木施設の長寿命化計画に基づく、袋井・島田土木事務所管内11トンネルの詳細点検をフジヤマ(浜松市中区)に委託した。委託期限は2010年3月12日まで。目視点検や打音検査などの詳細点検を実施し、劣化度や付帯施設の稼働状況を把握。構造物の健全度を評価する。点検結果のデータをトンネルのガイドラインシステムに登録し、整備手法などを盛り込んだ維持管理・補修計画を策定する。
 09年度の点検対象トンネルは、袋井、島田土木事務所管内の11トンネル(総延長約2402・5㍍)。トンネルの状態を定量的に把握・評価した上で、中長期的に最適な対策を施すアセットマネジメント手法に基づき、専門技術者が詳細点検を実施する。
 今回の詳細点検業務では、アーチ上部や坑門の上部の目視点検に加え、必要に応じてハンマーを使った打音検査で覆工コンクリートのはく離や遊離などの異常個所がないかを調査し、安全性の技術的裏付けを行う。加えて、排水施設や照明、ケーブル、ジェットファン、標識などトンネル付属物の詳細点検を実施する。
 トンネルの点検結果は、ガイドラインシステムに登載。経年劣化を考慮した年次計画に加え、施工延長やコスト面を踏まえた工法などが盛り込まれる。
 維持管理計画に沿って、計画的にトンネル補修を進めることで、維持管理から更新までのトータルコストを削減し構造物の長寿命化を図る。劣化が激しくなった段階で大規模修繕する従来の「対処療法」的手法ではなく、点検により「どんな対策をいつ、どこに施すのが最適なのか」をあらかじめ想定し、小規模な予防的補修を重ねることでライフサイクルコストの抑制を図る。
 07、08年度には下田、袋井など4土木事務所管内の19トンネルで点検を実施済み。今後3~4年かけて未供用トンネルなどを除く約150カ所のトンネルを対象に点検を継続する。すべてのトンネルで点検が完了した時点で、整備年次や工法などを盛り込んだ維持管理・補修計画を策定する。
 09年度の点検実施トンネルは次の通り(①路線名②延長)。
【袋井土木事務所管内】
 ▽西大谷トンネル(掛川市入山瀬)①袋井小笠線②100㍍▽敷地トンネル・歩道部(磐田市敷地)①掛川天竜線②36・4㍍▽西向トンネル(森町亀久保)①大河内森線②231㍍▽片吹トンネル(森町亀久保)①大河内森線②161㍍▽西亀久保トンネル(森町亀久保)①大河内森線②309㍍▽奥の谷トンネル(森町亀久保)①大河内森線②100㍍▽豊沢トンネル(袋井市岡崎)①磐田掛川線②327㍍
【島田土木事務所管内】
 ▽地名トンネル(川根本町地名)①川根寸又峡線②358㍍▽家山トンネル(川根本町家山)①藤枝天竜線②98㍍▽朝日トンネル(川根本町奥泉)①川根寸又峡線②592・1㍍▽大日トンネル(島田市身成)①蔵田島田線②90㍍ 

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