美しいしずおか景観推進協議会(静岡県、県建設業協会、県建築士事務所協会、県建築士会、県建築住宅まちづくりセンターなどで構成)は、優れた都市景観を表彰する「第2回静岡県景観賞」の受賞地区を決めた。最優秀賞の「森の中の環境共生型まちづくり『矢崎総業 Y−TOWN御殿場』」と、優秀賞8地区を選出した。きょう20日に静岡市駿河区のあざれあで表彰式を行う。
県景観賞は、良好な景観が形成されている地区、住民が主体となり実施している景観形成活動などを表彰するもの。
@ふるさとしずおか部門(静岡を象徴する景観、歴史景観)A美しいまちなみ部門(都市景観)B水と緑のうるおい部門(自然景観、農山漁村景観など)C景観のいろどり部門(景観構成要素)D景観づくり活動部門−のいずれかに該当する地区が表彰対象となった。
表彰式では、良好な景観形成に貢献している施主(活動主体)、管理者、設計者などを表彰する。
式典の後には「我々日本人は景観をどう考えてきたか」をテーマに、政策研究大学院大学教授で景観賞審査委員長を務める篠原修氏が講演する。
受賞地区は次の通り。
〔最優秀賞〕
▽静岡県知事賞−森の中の環境共生型まちづくり「矢崎総業 Y−TOWN御殿場」
〔優秀賞〕
▽静岡新聞社賞−静岡の原風景「富士山南麓の茶園」
▽静岡放送賞−富士山麓朝霧高原の風景にとけこむ「日本盲導犬総合センター」
▽静岡県建築士事務所協会賞−日本平のお花畑
▽静岡県建築士会賞−家山川の伝統的多自然型護岸
▽日本造園建設業協会静岡県支部賞−松崎の田んぼをつかった花畑
▽静岡県建設業協会賞−麻機遊水地
▽静岡県建築住宅まちづくりセンター賞−大自然が生み出した曲線美の「大室山」
▽静岡県造園緑化協会賞−「浅羽一万石」の原風景〜梅山〜
建通新聞社 静岡支社