浜松市は、11月補正予算案の一般会計に41億1800万円を計上した。建設関係では光ファイバ網等未整備地区解消事業や、遠州鉄道の都市鉄道高架化事業などが予算計上された。今回の補正により一般会計の本年度累計総額は2737億2100万円で、特別・企業会計を含めた合計総額は5416億3683万円となった。
今回の補正は、国の補正予算に対応した経済危機対策事業を追加するため、浜北区中瀬・宮口地区など光ファイバ網等未整備地区解消事業費をはじめ、障害者施設整備費助成事業費などを追加したほか、遠州鉄道の都市鉄道高架化や規模適正化校舎・施設整備として、引佐北部地区小中一貫校を設立する、現田沢小学校校舎の増築・改修に向けた地質調査費も計上した。
建設関係は次の通り(単位=万円)。
【総務費】
▽光ファイバ網等未整備地区解消事業(光ファイバ整備=浜北区中瀬・宮口地区、北区引佐町引佐・伊平地区、衛生インターネット=天竜区水窪町渡元地区)−13億0800▽基地周辺整備(浜松西IC環状線改良)−1040▽公有財産維持管理(天竜区役所敷地北東の擁壁補強)−9800▽クリエート浜松運営・整備(省エネ改修に伴う省エネ診断)−290
【民生費】
▽障害者施設整備費助成(浜名寮)−1億3728▽放課後児童会施設整備(和田小・曳馬小・麁玉小の放課後児童会施設新築の調査設計費)−970
【衛生費】
▽雨水浸透ます普及事業(佐鳴湖の水質浄化のに向け、湖上流域に雨水浸透ます設置などの助成)−100
【土木費】
▽都市鉄道高架(軌道桁建設費の追加)化−3億
【教育費】▽規模適正化校舎・施設整備(現田沢小学校校舎の増築・改修に向けた地質調査費)−130
建通新聞社 静岡支社