建通新聞社四国
2009/11/13
【香川】1月4日までにOS変更が必要 かがわ電子入札システム変更へ
香川県内の電子入札システムが年明けから新システムに変更されるのに伴い、旧OS(オペレーティングシステム)を使用しているパソコンは、障害発生の可能性があるためOSの変更や更新が求められる。新システムではWindowsVista(ビスタ)が利用可能となるが、最新のWin7は動作確認されていないため、推奨されていない。また接続先アドレスも変更となる。新アドレスはhttps://dennyu.pref.kagawa.lg.jp/
新システムではセキュリティの関係上、Windows2000SP4以上のOSとインターネットを表示するための適応するブラウザではInternetExplorer6または7が求められるが、両方とも最新のWin7とIE8は動作保証されない。電子入札システムは、コアシステムを核に構築されているため、最新OSのWin7やIE8の動作確認がいつ実施されるか不明。
新システムの対応OSではWinVista(ビスタ)が利用可能となるが、電子認証書(認証カードなど)との関連からJava(ジャバ)の実行環境が認証会社各社によって対応状況が違うため、更新が必要となる場合もある。
現行システムは12月24日まで運用され、2010年1月4日からは新システムに移行し、入札手続が進められることから、旧OS(WinMe以前)を使用しているパソコンではOSの変更を行う必要がある。
システムの変更は、県が運用している全庁の各種システムの再構築に伴い、変更されるもの。
また新システムの機能では、添付書類の容量が拡大する。一般競争入札の拡大に伴い提出書類の量が多くなり、容量を越える資料の紙提出が増加していた。
入札に伴う添付容量は最大2MBだったが、新システムでは工事内訳書や技術提案書などの技術提案書の欄が2MBまで、参加資格申請書や工事施工実績などの添付資料の欄が5MBまでとなり、最大7MBまで添付が可能となる。
県内で電子入札を実施している県と高松市、善通寺市の入札参加者はそれぞれ注意が必要。