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建通新聞社四国
2009/11/13

【徳島】12月にも発注 県立城北高校大規模改修

 徳島県は、城北高校の大規模改修事業について、12月から2010年1月初旬をめどに発注する見通し。現在、仮設校舎の設置を含めた設計の見直しを進めており、設計が完了次第、公告する。
 校舎の規模は、本館棟(南側校舎)が鉄筋コンクリート造5階建て+PH付延べ4030平方b(1968〜70年建設)、北校舎が同造4階建て一部5階建て延べ約3000平方b(64〜67年建設)、西渡廊下棟が同造2階建て延べ136平方b(71年建設)、東渡廊下棟が同造2階建て119平方b(70年建設)。
 今回は、このうち本館棟(屋上にペントハウス2つと天体観測室)と西側渡廊下棟を中心に耐震改修と内外装のリニューアル工事を施す。事前に仮設校舎を設ける予定で、耐震補強は主に外付けの補強フレームの設置を見込んでいる。同校の所在地は徳島市北田宮4。設計は山田設計(三好市)が担当した。工期は約15カ月をみている。
 校舎以外の施設は、図書館(鉄筋コンクリート造3階建て延べ512平方b・61年建設)、研修会館(同造2階建て延べ549平方b・78年建設)、体育館(同造3階建て延べ2585平方b・92年建設)など。体育館は耐震改修の対象外となっているものの、研修会館は、09年度中を履行期間として耐震診断をアキ一級建築士事務所(徳島市)で進めている。