建通新聞社(岡山)
2009/10/26
【岡山】大建設計に決定 養護老人ホーム「桜丘荘」の移転新築
新見市高齢者支援課は、老朽化が進む市立養護老人ホーム「桜丘荘」の移転新築を計画、設計業務を参加業者6社でプロポーザル方式による審査をした結果、大建設計(広島事務所)に決定した。納期 は2010年3月末まで。工事については、10年度第1四半期に指名競争入札による施工者の選定をしたい考え。工期は、単年か2カ年にするかで協議を進めている。
同社の提案は、高梁川や緑豊かな山々に恵まれた新見市にふさわしい、緑に包まれた「住み家」とし、自然や人と人の「なごみ」の場とした構成となっている。
計画では、新見地内の現施設を金谷地内の健康管理センター跡地約2800uに移転する。新施設はベット数50床(ユニットケア方式)、鉄筋コンクリート造瓦葺3階建て延べ約3000u。また、駐車場は11台(うちマイクロバス2台)の駐車を確保する。事業費は約10億円を見込んでいる。
6月補正予算に基本・実施設計費2500万円を計上している。