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建通新聞社四国
2009/10/23

【愛媛】年度内に基本設計作成 県総合運動公園施設改修

 愛媛県は、2017年度の「えひめ国体」開催に向けた総合運動公園(松山市上野町)の改修について、基本設計を09年度末までに終わらせる方針だ。業務はエイト日本技術開発に委託しており、これにより改修内容の全体像が具体化する。県は10年度には実施設計などを行い、11年度の整備開始を目指す考えでおり、工事は16年度のリハーサル大会に間に合うよう進められることになる。
 基本設計では、陸上競技場や体育館、競技場、テニスコートなど、改修予定の複数の施設について、工事の内容や費用などをまとめる。さらに、それぞれ供用しながら改修を進めることができるよう、工法の検討も行う。
 総合運動公園の整備については国体の県準備委員会が、改修などによって既存の施設を最大限に活用する内容の基本方針を08年度に決定。基本設計は、それをもとに進められている。
 基本方針で改修が想定されている施設のうち、陸上競技場は面積が3万3590平方bで、8レーンの400bトラックや天然芝フィールドなどを備えている。メーンスタンドの規模は鉄筋コンクリート造3階一部4階建て延べ5276平方b。
 想定では、国体施設基準とサッカーJリーグ基準を念頭に、トラックの9レーン化や芝更新、メーンスタンド屋根の設置、バックスタンド固定席の増設などを実施。さらに大型電光掲示板の設置も示している。
 体育館は鉄筋コンクリート造平屋一部2階建て延べ9046平方b。築後30年近くが経ち老朽化しているため、耐震化やバリアフリー化、空調設備新設などを想定している。
 球技場は面積1万9920平方bで、サッカーとラグビー兼用の天然芝グラウンド1面を備える。スタンドは鉄筋コンクリート造で2300人収容。芝更新やスタンドの耐震化などを想定している。
 テニスコートは面積1万6660平方bで、スタンドが鉄筋コンクリート造984平方b、クラブハウスが同造2階建て延べ348平方b。コートの全面改修(ハードコート)やクラブハウスの建て替えなどを想定している。
 このほか補助競技場(1万9300平方b)については直走路2レーン増設や芝更新、多目的広場(1万2320平方b)についても芝や倉庫、防球ネットの更新を提示。弓道場(鉄筋コンクリート造平屋1704平方b)ではトイレのバリアフリー化を施すとしている。さらに中央広場の再整備や汚水処理場改修、園内トイレの水洗化も想定している。