建通新聞社四国
2009/10/06
【高知】設備を3分割で今月発注 県庁本庁舎等耐震改修
高知県は、県庁本庁舎と正庁棟の耐震改修を施工体制確認型総合評価方式・共同企業体(標準型)で10月27日に一般競争入札し、12月定例県議会で契約承認を受ける。その設備工事として、電気、空調、衛生設備に分割して10月中に発注にする予定。
規模は、本庁舎棟が鉄筋コンクリート造地下1階地上6階建て(棟屋3階)延べ1万7421平方b。正庁ホール棟が同造地下1階地上3階建て延べ1677平方b。
耐震構法は地盤調査の解析結果から免震レトロフィット構造、耐震壁増設、柱新設、柱補強など。耐震改修に併せ、車寄せキャノピー改築、東西の渡り廊下改築など接続部分の解体復旧なども行う。2012年3月20日の完成予定。
また、議会棟については、10年度以降に改修主体、電気、機械設備の3分割での発注が見込まれている。
既存規模は、鉄筋コンクリート造3階建て延べ2905平方b。議会別館が同造3階建て延べ1609平方b。耐震改修工法は耐震壁増設、鉄骨ブレース、柱新設、柱補強などが想定されている。全体の耐震等改修設計は佐藤総合計画(東京都)が担当。