建通新聞社四国
2009/10/02
【徳島】月末から来月にかけ発注 城北高校の大規模改修
徳島県は、耐震化に伴う大規模改修事業を計画している城北高校について、本館棟と西側渡廊下の耐震改修を10月末から11月中をめどに発注する見通し。
本館棟(南側校舎)の規模は、鉄筋コンクリート造5階建て+PH付延べ4030平方b。屋上にペントハウス2つと天体観測室がある。建設年度は1968〜70年。西渡廊下棟は鉄筋コンクリート2階建て延べ136平方bで71年の建設。補強工法は、主に外付けの補強フレームの設置を見込んでいる。工期は約20カ月を予定。
同校の耐震補強は、棟単位で耐震補強と内外装リニューアル改修を施す大規模改修事業として計画。本館棟・西渡廊下のほか、北校舎(鉄筋コンクリート造4階一部5階建て延べ約3000平方b・64〜67年建設)、東渡廊下棟(鉄筋コンクリート造2階建て119平方b・70年建設)、図書館(鉄筋コンクリート造3階建て延べ512平方b・61年建設)、研修会館(鉄筋コンクリート造2階建て延べ549平方b・78年建設)などの施設がある。また、体育館(鉄筋コンクリート造3階建て延べ2585平方b)は92年の建設で、今回の改修からの対象外となっている。同校の所在地は徳島市北田宮4。設計は山田設計(三好市)が担当した。