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日刊建設タイムズ社
2009/09/28

【千葉】本千葉ビルを解体、アイムで設計/県住宅供給公社 年度内に跡地利用計画、県と協議へ

 県住宅供給公社はこのほど、「本千葉ビル解体工事」に伴う実施設計業務をアイム設計(千葉市稲毛区稲毛東3−7−4−104)に委託した。委託金額は528万円。委託工期は2010年2月15日。設計完了後、来年度で解体工事に着工し、同年度内に完了させる。
 解体後の跡地利用については、民間活力を導入し、住宅を中心にした新施設の整備を検討していく。大手ゼネコンやコンサルタント、デベロッパーなどから事業提案を受けており、年内に情報を収集し、跡地利用計画をまとめる。土地は県から借地しているため、県との協議が必要で、年度内に土地利用計画案を県住宅課に提案し、その後、事業者の募集などを行う見通し。
 同ビルの所在地は千葉市中央区本千葉町13−1地先で、京成線千葉中央駅の南東に位置する。ビル内には飲食店や事務所、賃貸住宅などが入居していたが、すでに退去している。ビルは1962年2月の竣工で、07年度の耐震診断の結果、耐震性に問題があることが判明し、解体することになった。
 ビルの規模はRC造地下1階地上5階建て延べ1万1241u。用地は県から借地し、2019年11月18日までの期間で借地権が設定されている。敷地面積は2583u。用途地域は商業地域で、建ぺい率80%、容積率600%。工事は旭建設が施工。
提供:日刊建設タイムズ