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建通新聞社四国
2009/09/25

【高知】地域活力基盤創造交付金事業に約66億計上 県の9月補正予算案

 高知県は、9月25日に開会する高知県議会9月定例会に一般会計補正予算案として、211億6793万円の追加を提案し、当初からの累計額を4780億3748万円とする。補正予算案のうち投資的経費は73億4273万円。9月定例県議会は10月15日まで。
 今回の補正予算の特徴は@緊急経済対策の切れ目ない実施A産業振興計画の一層の加速化B喫緊の県政課題にタイムリーに対応。具体的には、地域活力基盤創造交付金事業を活用した命の道などインフラ整備の推進に65億9000万円、産業振興計画の加速化など国の交付金や基金を活用した県経済の活性化に39億1200万円、将来の基金積み立てに117億7000万円など。
 主な建設関連事業では、「土佐・龍馬であい博」緊急景観整備事業費に8200万円、森林整備加速化・林業再生事業費に4億5226万円、地域活力基盤創造交付金事業の追加として65億9007万円、公共事業の追加として林道開設などに9億4443万円、安芸地域県立病院(仮称)整備事業として、地質調査に3013万円、緊急雇用創出臨時特例基金事業として河川環境整備などに1億1428万円、医療施設耐震化臨時特例基金事業費補助金として、災害拠点病院、第2次救急医療機関の耐震化促進に補助率4分の3以内(公立病院は2分の1以内)、社会福祉施設等スプリンクラー整備事業費補助金として7492万円、地域防災施設緊急整備事業費補助金として避難ビル機能の確保や緊急用ヘリコプター離着陸場の整備支援に2031万円を盛り込んでいる。