北海道建設新聞社
2009/09/24
【北海道】JR北海道が帯広駅北口にオフィスビル−北洋銀入居
JR北海道(札幌市中央区北11西15、中島尚俊社長)は18日、JR帯広駅北口に北洋銀行の帯広中央支店が入居する、オフィスビルを建設すると発表した。立体駐車場を含めた延べ床面積は約1万1000m²。2010年に着工して立駐が同年秋、オフィスビルが11年春にそれぞれ完成し、供用開始する。
建設地は帯広市西2南12の1ほかの同社所有地で、敷地面積は約4300m²。現在は、帯広駅の「パーク&トレイン北側駐車場(170台)」として使用されている。
「JR帯広駅前の活性化と利便性の向上を目的とした計画」(JR北海道広報)で、オフィスビルがS造、地下1地上4階、延べ約5000m²。立駐はS造4層5段式で、延べ約6000m²。約300台が収容できる。
オフィスビルは10年春に着工し、翌年春に完成。一方、立駐は10年夏に着工し、同年秋の完成を目指す。
北洋銀行広報室では「建物全部を帯広中央支店として使う。1階が営業部やローンの窓口、2階から上層に事務スペースや食堂など。行員が100人以上いるので必要」とコメント。
帯広市西2南9にある現帯広中央支店は「建物が老朽化しているので解体する。土地については、現時点では売却する方向だが、市内中心部という好立地のため、有効活用についても検討する」(同行広報室)としている。