鴨川市は、7日に開会した9月定例市議会に、一般会計12億9804万円を追加する補正予算を上程した。補正後の予算総額は155億1682万円となる。一般会計の普通建設事業費は8億9040万円で、既定と合わせた同事業費の総額は36億2076万円。補正による主要事業では、清掃センター改修事業、統合中学校建設事業、陸上競技場改修事業、総合運動施設維持管理事業、市営住宅屋根改修事業などを予定。
同市では、来年4月に天津小湊清掃センターと鴨川市南房総市環境衛生組合の施設を鴨川清掃センター(北小町2118)に統合する。統合に伴い、ごみ焼却量の増大に対応するため、焼却施設や電気設備を更新する。実施設計はエスイイシー(東京都江東区佐賀1−1−16)が担当。現在の処理量は日量約1万tで、統合により1.4−1.5倍に増大する見通し。
また、統合中建設事業は、新校舎を建設中の江見・鴨川統合中学校に駐輪場と屋外倉庫を新設する。規模は倉庫が木造平屋建て延べ417.34u、駐輪場が木造平屋建て延べ205.81u。資材は県内産の木材を使用する。実施設計は千都建築設計事務所(千葉市美浜区真砂3−1−2)が担当。なお、統合中の建設工事は今年3月の一般競争入札で三井住友建設が21億8620万円で落札した。
提供:日刊建設タイムズ