建通新聞社(中部)
2009/09/11
【愛知】名古屋港管理組合 上部工を1月にも公告/ 鍋田進入道路3号橋
名古屋港管理組合は、鍋田ふ頭進入道路の3号橋(仮称)上部築造工事を2010年1月ごろに一般競争入札方式で公告する予定だ。2月ごろに仮契約を行い、3月末の議会で承認を受けてから本契約する。3号橋(仮称)は、水路を跨ぐ橋長約232・5bの鋼箱桁橋。今回の工事では、1期線の暫定2車線(幅員13b)を架設する。工期は約32カ月を予定している。
鍋田ふ頭進入道路は、鍋田ふ頭(起点)から県道名古屋西港線(終点)までの延長約2・3`の道路。高架部と鋼橋(起点から1、2、3号の3橋)、盛土、平面で構成する。将来的には、4車線を整備する予定。鍋田ふ頭からの物流の円滑化と渋滞緩和を目的として計画された。現在、暫定2車線での供用を目指した工事を進めており、12年度末までの完成を目指している。舗装工事は、事業完了までに順次行っていく見通しだ。
3号橋(仮称)取り付け部より終点側では、中央分離帯や排水などの仕上げの工事を残して主な工事は完了している。起点側に設置予定の1号橋(仮称)ではすでに上部工の発注が済んでおり、09年度末までの完了予定で工事を進める。3号橋(仮称)より起点側では、09年度内の完了を目指して高架部のPC上部工事を行っている。1号橋(仮称)より起点側の平面道路ではすで基礎工事は完了している。