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北海道建設新聞社
2009/09/01
【北海道】札幌市が界川と円山川に大型地下貯留池を計画
札幌市建設局は、琴似川改修の一環として10年に一度の大雨に耐えられるよう支流である界川と円山川に大型地下貯留池の新設を計画している。2池合わせて約6万立方メートルの規模を想定。2009年度は界川の流況調査を実施している。
貯留池の新設は、流下能力不足と河道はんらんを防ぐため、市が1996年度に事業着手した琴似川改修の一環として計画。琴似川は西区と中央区の境界にある環状通の地下を流れ、札幌競馬場北側の下手稲通との交差点付近で姿を現す新川水系の2級河川。拡幅工事を実施することが困難なことから、支流である界川と円山川の2カ所に地下貯留池を建設し、両河川の計画流量を減らす考えだ。
界川地下貯留池は中央区の緑ケ丘公園内に貯水容量2万立方メートル程度で新設する計画。03年に地元住民への説明会を開いたが、理解が得られなかったため、計画を中断し、再度、流況調査を実施している。調査後に施設配置計画や規模などを検討、再度住民説明会を開く予定だ。
円山川地下貯留地は、容量4万立方メートル程度で、円山公園内に新設する予定。界川貯留池から建設するため、着手時期は未定となっている。
貯留池の新設は、流下能力不足と河道はんらんを防ぐため、市が1996年度に事業着手した琴似川改修の一環として計画。琴似川は西区と中央区の境界にある環状通の地下を流れ、札幌競馬場北側の下手稲通との交差点付近で姿を現す新川水系の2級河川。拡幅工事を実施することが困難なことから、支流である界川と円山川の2カ所に地下貯留池を建設し、両河川の計画流量を減らす考えだ。
界川地下貯留池は中央区の緑ケ丘公園内に貯水容量2万立方メートル程度で新設する計画。03年に地元住民への説明会を開いたが、理解が得られなかったため、計画を中断し、再度、流況調査を実施している。調査後に施設配置計画や規模などを検討、再度住民説明会を開く予定だ。
円山川地下貯留地は、容量4万立方メートル程度で、円山公園内に新設する予定。界川貯留池から建設するため、着手時期は未定となっている。
