四街道市は26日、9月補正予算の概要を発表した。補正予算では一般会計24億2590万円を追加し、補正後の予算総額を244億6728万円とする。主要事業では、旭小学校建設事業に09−11年度の3か年継続費7億8392万円を設定した。また、小中学校4校の耐震改修事業に2億4347万円、四街道駅南口広場整備事業に6725万円、南部保育所用地取得費1億360万などの事業費を計上。予算を審議する9月定例会は今月31日に開会する。
旭小建設事業は、老朽化している既存校舎1棟と屋内運動場の建て替え、普通教室棟の耐震補強工事(RC造3階建て延べ約1035u、72年度建設)、特別教室棟(RC造3階建て延べ約831u、81年度建設)の大規模改造工事を実施する。新校舎は65年度に建設したRC造2階建て延べ約1192uを解体し、その跡地に整備する。改築規模はRC造3階建て延べ約1400uで、屋内運動場は延べ約1100u。新校舎の開校は12年4月が目標。設計はプロポーザルで当選した教育施設研究所(東京都中央区日本橋本町3−4−7)が担当。
耐震改修事業は、四街道小、中央小、山梨小の小学校3校と千代田中学校の4校の屋内運動場を対象に実施する。
南部保育所は、待機児童解消のため、市南部地域(和良比・めいわ他周辺地区)に民設民営の保育所を設置するため、用地を購入等を行う。今月3日から31日までの期間で用地提供者及び設置・運営事業者の募集を行っており、10月中旬に事業者が決定する見込み。
日刊建設タイムズ