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建通新聞社(静岡)
2009/08/19

【静岡】静清BP清水立体化 先端建設技術CでPM検討 

 国土交通省静岡国道事務所は、国道1号静清バイパス(BP)の平面区間・清水地区(静岡市清水区横砂〜八坂)の延長2・5`を立体化するため、コスト縮減、工期短縮と工事渋滞緩和を踏まえた事業執行監理(PM プロジェクトマネジメント)手法検討業務を、簡易公募型プロポーザル方式で先端建設技術センター(東京・文京区)に特定した。
 PM検討業務は、基本情報の収集と課題の抽出、事業執行監理手法の検討・立案、運用方法の検討を2010年3月25日までの期間で行う。今回は、企画提案書の提出を求め、簡易公募型プロポーザル方式で、静岡国道建設コンサルタント選定委員会の議を経て特定した。
 静清BP(静岡市清水区興津東町〜静岡市駿河区丸子二軒家)は、全体延長24・2`。「清水立体」事業は、清水地区の渋滞緩和(東名清水IC付近)、交通事故撲滅、沿道環境改善、CO2削減などを目的に立体化を計画。
 09年度は面積3万平方bの用地買収に着手するため、補償コンサル業務として、八坂地区と飯田地区で土地調査、物件調査、用地測量、営業特殊補償などの用地調査を現在進めている。今後は土地評価、横砂地区の用地調査・用地測量を委託する。
 なお、同規模の工事は一般的に事業着手からおおむね10年が一つの目安になっていることから、19〜20年ごろの完成を目標に事業が進むことが予想される。

建通新聞社 静岡支社