建通新聞社(中部)
2009/07/28
【三重】国立病院機構三重病院が病棟などの耐震診断に着手
国立病院機構三重病院は、新外来治療棟を除いた病院敷地内にある「病棟」「旧外来管理棟」など施設の耐震診断に着手した。藤川設計(津市)に委託し、9月中に診断結果をまとめる。
2003年7月に完成した新外来治療棟を除き、1968〜81年建設された病院施設を対象に耐震診断を行う。数棟の病棟とサービス棟、特殊診療棟、それらを結ぶ渡り廊下のほか、旧外来管理棟などを判定する。これら施設は主に鉄筋コンクリート造で、一部鉄骨、コンクリートブロック造。診断対象施設の全体の延べ床面積は約1万平方b。
三重病院は、判定結果を基に今後の対応を検討する。補強改修が必要な施設については順次、補強計画、実施設計、工事に着手していくとしている。所在地は津市大里窪田町357。