建通新聞社(岡山)
2009/07/27
【岡山】山陽団地で耐震診断
岡山県住宅課は、1981年以前建築の花畑団地、北長瀬団地など旧耐震基準の県営住宅27団地について、整備指標となる棟をタイプごとにピックアップして耐震診断を進めている。
2009年度は、山陽団地(赤磐市)で耐震診断を実施する予定。対象棟は今後協議して決める。準備が整い次第、外注する予定。
県営住宅については、耐力壁を使用していることから、平屋建て、2階建てを除く鉄筋コンクリート造3階建て以上の棟で、調査の結果、改修が必要な棟の整備を実施していく予定。
08年度は、中庄団地のうち、5番地2号館(鉄筋コンクリート造5階建て延べ1159u:30戸)と22番地7号館(鉄筋コンクリート造4階建て延べ1015u:24戸)の2棟の耐震診断を実施した 。同団地で、耐震化が必要な旧耐震基準棟は17棟(284戸)で、規模の大きい2棟の耐震診断を実施し、今後の整備指標とする考えで、今後具体化を図っていく。 診断業務は椿(倉敷市)が担当した。