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建通新聞社(中部)
2009/07/14

【岐阜】10月に一般競争で発注へ 飛騨市古川小学校移転新築

 飛騨市は、老朽化した「古川小学校」を移転新築する。隣接する旧吉城高校跡地に校舎棟や屋内運動場、プールがつながっている一体型の小学校を建設する。債務負担行為で総事業費24億2000万円を設定している。
 建設に必要な申請手続きが完了できれば、10月初旬に一般競争入札で建築、電気、設備に分離して工事発注する予定。建築については、エキスパンションジョイントで接続している普通教室や職員室がある部分と、屋内運動場やプールがある部分の2つに分けて発注する見通し。
 同小学校の計画規模は鉄筋コンクリート造一部木造、鉄骨造2階建て延べ8802・69平方b。1階は普通教室(12室)、職員室、保健室、図工室、音楽室、コンピュータ室、体育館などが配置される。2階は普通教室(9室)、理科室などが配置される。また、プール(25b、6コース)は2階になり、その下の1階は給食の配膳室や搬入路が配置されるほか、教室間には所々にテラスなどが設置される。そのほかに、10年度にグラウンドや外構など関連工事を発注し、11年4月の開校を目指している。
 設計は日建・小林特定委託業務共同企業体が担当している。
 既設校舎は、新校舎の完成後に解体する。規模は鉄筋コンクリート造造3階建て延べ7400平方b。所在地は古川町片野町8ノ35。