京都市上下水道局は26日、21年度等級格付を公表した。今回の格付も、20年度格付における考え方を引き継ぎ、優良事業者の優遇強化を基本方針として、障害者法定雇用率達成や女性技術者の雇用などが新設されている。
21年度格付では、京都市本局の局実績点数に習い、▽障害者法定雇用率達成(10点)▽同局との災害協定締結(10点)▽女性技術者の雇用(5点)▽次世代育成支援対策(5点)―の4項目を新設した。
また、工事の減少に対応するため、これまで▽局発注工事の直前3年間の平均施工高▽局発注工事の直前5年間1件最高施工高だったものを、▽局発注工事の直前5年間の平均施工高▽局発注工事の直前10年間1件最高施工高―に改めている。