建通新聞社(中部)
2009/06/09
【三重】桑名市体育館の耐震補強 設計を板倉に委託
桑名市は、「桑名市体育館」を耐震補強するため実施設計に着手した。設計は坂倉一級建築士事務所(桑名市)に委託し、10月末までに具体化する。工事は2010年度に発注する予定だ。
同体育館は1979年の建設。避難場所として利用者の安全を確保するため、耐震補強を計画した。
所在地は中央町3ノ38。敷地内には鉄骨鉄筋コンクリート(SRC)造3階一部4階建て延べ5719平方bの体育館と、SRC造3階建て延べ2233平方bの武道館棟の2棟がある。
06年に浦野設計(名古屋市西区)で実施した耐震診断では、主な補強対象に体育館棟の屋根鉄骨や2階玄関、2階女子トイレ部、武道場棟の1階小体育室を抽出。設計はそれらの個所を中心にブレース架設や耐震壁の増設などを行う。