福島県は5日、経済・雇用対策などを重点に200億6200万円を追加する補正予算案を発表した。6月補正としては、10年度の経済対策に伴う補正以来実質11年ぶり。国の経済対策による地域活性化・経済危機対策臨時交付金、公共投資臨時交付金などを活用する。
土木部の予算規模は74億6098万円。県単独の生活基盤緊急改善事業に10億円、国の経済危機対策に対応した事業に64億円を充当する。安全・安心の確保に向けては、教育庁の大規模改造事業に5127万円を計上し、県立学校12校23棟の耐震改修基本計画策定を前倒しして実施する。次年度の実施設計、改修実施に備える。
福島建設工業新聞社