建通新聞社(岡山)
2009/06/01
【岡山】事前評価対象26事業(土木部21、農林水産部5)を公表
岡山県土木部と農林水産部は、2010年度以降に新規着手を予定している事業のうち、総事業費が1億円以上となる事前評価対象26事業(土木部21、農林水産部5)を公表した。
このうち、事業費が10億円以上となる土木部の芳井油木線道路改良(バイパス:井原市芳井町吉井〜川相、概算事業費約24億円、延長1110m、幅員6〈7〜7.5〉m)と新見勝山線道路改良(真庭市月田本〜月田、概算事業費約25億円、延長1745m。幅員6〈7〜9.75〉m)については、2日に開く岡山県事業評価監視委員会で審議する。
その他の事業については、7月2日開催予定の公共事業事前評価検討会議で総合評価を行った後、県が最終の評価を決定する。
県では、今回からより必要性が高く地元要望度が高い事業の実施を目指して、現行の評価基準を見直し、8段階で評価する「事業の必要性(事業の妥当性、効果など)」については4A以下、また「事業化熟度」については地権者同意率が80%未満の場合は事業化を見送るものとする。なお、土地改良など受益者の申請に基づく事業は同意率を90%とする。