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建通新聞社(中部)
2009/05/20

【愛知】、岡崎市の「高齢者生きがい施設整備」に関する基本構想をまとめる

 岡崎市は、「高齢者生きがい施設整備」に関する基本構想をまとめ明らかにしたが、2009年度は庁内で同基本構想を基に事業内容についての詰めを進めていくにとどめ、コンサル委託などの事業費は計上しておらず、より具体的な計画の進捗は10年度以降となる見込み。
 高齢者生きがい施設整備の基本構想によると、同施設は高齢層の市民に「就労」や「社会参加」、「生きがい」、「健康づくり」を総合的・一体的に展開し、高齢者の生きがいを創出する施設で「いきいきライフ応援塾」とする。導入機能としては就労支援機能のほかに地域参加支援機能、生きがい・健康づくり支援機能、総合窓口機能が想定される。
 これらの機能を盛り込むことを想定した規模は鉄筋コンクリート造2階建てで、延べ床面積としては1325平方b程度。整備内容としては、就労支援機能として就労相談室や企業情報資料室、研修室、会議室、応接室などを整備するほか地域参加支援機能・生きがい健康づくり支援機能として40〜50人が講義を受けられる講座室3室、共用スペースとしては総合相談窓口や交流スペース・サロン、売店、トイレ、給湯室、事務室、エレベーターなどの整備が見込まれる。また、駐車スペースとしては平場で50〜60台分は確保する。
 建設予定地については08年度に公社が上六名3ノ14ノ5地内で約3089平方bを購入済み。製薬会社の社員駐車場として使用されていた土地のため大規模な造成工事は必要ない。