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会場の様子 |
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京都府土木施工管理技士会は、13日の北部会場(西田記念会館)に続き、14日には南部会場(京都建設会館)で両日、社団法人京都府建設業協会(岡野益巳会長)と共催で、CPDS認定技術講習会「平成21年度第1回土木技術生涯学習研修会」を開催した。
講師に京都府建設交通部指導検査課の山崎剛央主任、椛蝸ム組技術研究所の十河茂幸副所長を招き、コンクリートの品質管理に関する講義を行い、総勢190名の参加者らは熱心に聞き入っていた。なお、参加者には3ユニットが付与された。
冒頭、京都府土木施工管理技士会の長谷川光弘運営委員長が挨拶に立ち、「コンクリートに発生したひび割れが欠陥であると誤解されがち」として、「今日は、本講習にてコンクリートの特性を学習し、コンクリート性能の判断に役立ててもらえたらと思う」と述べた。
京都府建設交通部指導検査課は、「土木コンクリート構造物の品質管理試験の実施等について」を講義。テストハンマーによる強度測定調査や単位水量測定の必要性を説いた。休憩を挟み、続く、十河副所長は、「コンクリートの収縮とひびわれについて」と題し、「乾燥・構造物の上昇温度・セメント水和などが初期ひび割れの原因」と指摘した上で、「今後は品質保証システムの充実などが課題」と説いていた。 |