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建設経済新聞社
2009/04/24

オムロンヘルスケアが本社移転 旧キリン工場跡のC街区に 来年7月着工を予定

 オムロンヘルスケア梶i代表取締役社長山田義仁氏、京都市右京区山ノ内山ノ下町24)は、京都市と向日市にまたがる旧キリンビール京都工場跡地の土地を取得、本社の移転用地とすることがわかった。
 オムロン子会社の同社は22日、工場跡地の所有者のキリンホールディングス梶iキリンHD。東京都中央区)と土地売買契約を締結した。工場跡地は、A〜E街区の5街区まであり、今回はC街区の一部、約9900u(JR桂川駅南西側)を取得した。同社によると、広い土地を確保できることなどから移転予定地に決めたという。建物規模は今後詳細を固める予定だが、現本社約7000uの倍となる1万4000u程度を見込む。22年7月に着工し、23年夏から秋頃をメドに完成させる予定。
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 現在、工場跡地ではキリンHDにより、区画整理事業(京都市南区・久世高田地区及び向日市・寺戸地区)が来年3月末をめざし進められている。周辺はJR桂川駅が昨年10月18日に開業、その西側には阪急洛西口駅もあることから利便性が高く、昨年3月末には、洛南高校・附属中学校などを運営する学校法人真言宗京都学園(京都市伏見区)が、附属小学校の用地として、D街区の一部にあたる約1万9000uの用地を取得しており、今回で工場跡地への進出は2例目となる。