|
民営化する槇島保育所移転位置図 |
|
|
市立槇島保育所の民営化を進めている宇治市では、今月17日に第4回移管先法人選考委員会を開催し、2法人から提出された申請書類の審査に着手する。順調にいけば、6月にも移管法人を決定する。また建設予定地の敷地造成工事については、第3四半期にも簡易公募型で発注する予定だ。
槇島保育所の民間移管は、昨年まとまった保育所民営化第2次実施計画に基づき進められているもの。公設公営の現槇島保育所を、民設民営として移転新築するもので、昨年末に移管先を決定するための移管先法人選考委員会(委員長・安藤和彦京都文教短期大学教授)を発足。2月には市内の社会福祉法人を対象に移管先を公募し、2法人が名乗りを上げている。
移転予定地は、現在地近く(北東約200m)の槇島町大川原74ほか約2100u(建ぺい率60%、容積率200%)。京都府が計画する府営住宅槇島団地建設地の一角で、宇治市が造成工事をした後、運営法人に無償貸与する。
これを受け法人は、22年度に120〜150人規模の保育所施設建築に着工(6月頃の予定)し、23年4月のオープンを目指すことになる。
なお、今年度当初予算には、保育所民営化推進費として4991万6000円を計上しており、移管先法人選考委員会運営経費と用地造成工事に充てられる。 |