(社)千葉県空調衛生工事業協会(臼倉進会長)の主催、千葉県水道管整備工事業協同組合(岡本和也理事長)の共催による「県土クリーンキャンペーン」が9日、人工海浜を含む千葉ポートパーク及びその周辺で行われ、両団体から総勢115人が参加。2dトラック約3台分のごみを回収した。
公益法人による社会貢献事業の一環として、今回初めて開催したもので、臼倉会長によると、今後は年2〜3回の実施を予定するという。この日の参加者の内訳は、空衛協が103人、管設協が12人。
作業に先立ちあいさつした臼倉会長=写真=は、「我々は日頃から、『自然の空気をより人間に優しく』との気持ちで事業を進めているが、本日はその心が通じたかのように、空調がいらないような素晴らしい晴天に恵まれた」としたうえで、「皆さんの力を借りて、この春は本日この海岸で清掃、そして秋には、昨年に引き続き、八都県市の合同防災訓練に参加し、避難所への涼しい風と暖かい風を送る訓練を行い、県民のために奉仕していきたい」との考えを示した。
昨年9月に県との「災害時の応援業務に関する協定」を締結し、県内災害発生時の支援に対処するため「室内一体型空調機」を備蓄した同協会では、『空気と水と環境の明日を考える』をテーマに業界の地位向上を目指す一方、社団法人として、さらなる公共福祉の向上に貢献することを掲げ掲げている。
日刊建設タイムズ社