木津川市は4月1日付けで、土木・建築・舗装工事の発注標準を変更した。
今回変更したのは各工事の設計金額の区分で、いずれも一般競争入札の対象となる設計金額を引き上げ、条件付一般競争入札の対象工事を拡大。また、これまで試行していた希望型指名競争入札を廃止し、条件付一般競争入札に統一したほほか、公告日も毎月2回から3回(5日、15日、25日)に増やしている。
市では、今回の措置により、従来の競争性を確保しながら、市内業者への受注機会拡大を図るとしている。
なお、20年度では1件を試行した総合評価方式の発注について、21年度では数件に対象を増やして試行する予定だ。
新しい設計金額は次の通り(カッコ内は変更前)。
◎土木一式工事
▽一般競争入札=@3億円以上(変更なし)A1・5億円以上3億円未満(1億円以上3億円未満)B8000万円以上1・5億円未満(5000万円以上1億円未満)
▽条件付一般競争入札=@1500万円以上8000万円未満(1000万円以上5000万円未満)A500万円以上1500万円未満(300万円以上1000万円未満)B130万円以上500万円未満(130万円以上300万円未満)
▽随意契約=130万円未満(変更なし)
◎建築一式工事
▽一般競争入札=@5億円以上(変更なし)A1・5億円以上5億円未満(1億円以上5億円未満)
▽条件付一般競争入札=@1500万円以上1・5億円未満(1000万円以上1億円未満)A130万円以上1500万円未満(130万円以上1000万円未満)
▽随意契約=130万円未満(変更なし)
◎舗装工事
▽一般競争入札=@3000万円以上(変更なし)A1000万円以上3000万円未満(変更なし)
▽条件付一般競争入札=@700万円以上1000万円未満(500万円以上1000万円未満)A130万円以上700万円未満(130万円以上500万円未満)
▽随意契約=130万円未満(変更なし)