奥会津・宮下管内の中山間地域道路等維持補修委託を宮下地区建設業協同組合が受託した。
県会津若松建設事務所は「地域に密着した実施体制を確保する」として公募型プロポーザルを実施、地域精通度などを評価項目とした。「割に合わない」とされる除雪や維持管理が敬遠される中で、同組合は共同受注の道を探り非組合員にも合流を呼び掛けた結果、管内で維持補修を行っている全社が組合に加盟、一枚岩となった。「今まで以上の住民サービスを提供したい。行動で示していく」と佐久間源一郎理事長。この業務は1年のモニタリング期間が設けられており、地域住民からの評価を受ける。
福島建設工業新聞社