日本下水道事業団の21年度事業計画によると、京滋では、新規の宇治市井川排水機場沈砂池をはじめ建設工事8ヵ所、実施設計5ヵ所を予定している。建設工事は京都府4ヵ所継続、1ヵ所新規、滋賀県3ヵ所継続。実施設計箇所は京都府1ヵ所継続、1ヵ所新規、滋賀県2ヵ所継続、1ヵ所新規でそれぞれ実施する。
京滋の箇所は次の通り(@土木建築A機械設備B電気設備C備考)
○建設工事箇所
(継続箇所・公共下水道)
▽大津市雨水貯留管=シールド工法@シールド工法、人孔、管渠その他C新設
▽綾部市綾部浄化センター=標準活性汚泥法、6200m3/日A脱臭、脱水汚泥運転操作B汚泥計装C増設
▽宇治市東宇治浄化センター=標準活性汚泥法、2万4500m3/日@場内整備、初沈、エアタン、終沈濃縮、脱水A初沈、エアタン、終沈、脱水B水運転操作、汚泥運転操作C増設・再構築
▽亀岡市年谷浄化センター=標準活性汚泥法、6900m3/日@消化A主ポンプ、消化B水運転操作、汚泥運転操作C増設
▽京丹後市網野浄化センター=OD法、1900m3/日@場内整備、濃縮、貯留A脱臭、主ポンプ、OD、終沈、送風機、消毒B自家発水運転操作C新設
(新規箇所・公共下水道)
▽宇治市井川排水機場=雨水ポンプ場、2・440m3/秒@沈砂池C再構築
(継続箇所・流域下水道)
▽琵琶湖流域下水道(湖南中部)湖南中部浄化センター=凝集剤添加多段硝化脱窒法+砂ろ過、3万5500m3/日@管理棟、共通その他A主ポンプ、初沈、エアタン、終沈、脱水、焼却B自家発、水運転操作、汚泥運転操作C増設・再構築
▽琵琶湖流域下水道(東北部)東北部浄化センター=凝集剤添加多段硝化脱窒法+砂ろ過1万9250m3/日@導水渠、初沈、エアタン、終沈A主ポンプ、初沈、エアタン、終沈、濃縮、脱水B水運転操作、汚泥運転操作C増設・再構築
○実施設計箇所
(継続箇所・公共下水道)
▽宇治市東宇治浄化センター=凝集剤併用型生物学的窒素除去法、2800m3/日、詳細設計
(新規箇所・公共下水道)
▽甲賀市土山町オー・デュ・プール=OD法、5760m3/日、詳細設計
▽京丹後市久美浜第1汚水中継ポンプ場=汚水ポンプ場、0・260m3/秒、詳細設計
(継続箇所・流域下水道)
▽琵琶湖流域下水道(湖南中部)湖南中部浄化センター=凝集剤添加、多段硝化脱窒法+砂ろ過、78万8000m3/日、詳細設計
▽琵琶湖流域下水道(東北部)東北部浄化センター=凝集剤添加多段硝化脱窒法+砂ろ過、37万1000m3/日、詳細設計 |