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建設経済新聞社
2009/04/02

近畿地方整備局21年度事業 京都11%減、滋賀32%減

 近畿地方整備局は31日、21年度予算概要を発表した。直轄・補助の内訳は、直轄事業3605億3200万円、前年度比6%減、補助事業6009億1000万円、同15%減、総額9614億4200万円、同11%減。本紙関係の京都府は639億0600万円、同11%減、滋賀県は341億5600万円、32%減となった。
 事業費別でみると京都府は、治水84億4100万円(同15%減)▽海岸35億円(6%減)▽道路整備34億6600万円(56%減)▽港湾5億3200万円(37%減)▽住宅対策79億0900万円(25%減)▽市街地整備90億2900万円(60%増)▽道路環境71億6000万円(27%減)▽都市水環境2400万円(4%減)▽下水道245億6500万円(1%増)▽都市公園24億3000万円(16%減)―。
 滋賀県は、治水55億2700万円(同18%減)▽道路整備13億1500万円(60%減)▽住宅対策46億7200万円(3%減)▽市街地整備34億6600万円(59%減)▽道路環境15億3900万円(57%減)▽都市水環境3億1700万円(87%減)▽下水道152億6900万円(17%減)▽都市公園20億5100万円(8%減)―。
 主な事業をみると、舞鶴東地区のまちづくり交付金事業(補助・舞鶴市)では、事業費8000万円を配分、21年度に赤れんが倉庫群周辺プロムナード整備、赤れんが保存、赤煉瓦を活用した市民活動支援を予定している。
 由良川下流部緊急水防災対策(直轄)では、事業費43億円で福知山市の河守、千原・尾藤、北有路、南有路、公庄地区、舞鶴市の水間・中山、志高、大川、上東地区における輪中堤整備を進める。進捗率43%。統合橋は22年度完成を予定、旧橋撤去を23年度に予定。
 大戸川ダム(直轄)に5億円で事業区間の維持管理、現場保全対策等。天ヶ瀬ダム再開発(直轄)に1億4000万円で工事用道路の進捗及びトンネル式放流設備の水理模型実験等。
 大手川激甚災害対策特別緊急事業(補助事業・京都府)に16億円で21年度に対策完了する。
 自転車通行環境整備モデル事業の推進では、4億2000万円で京都地区、南草津地区、瀬田地区など6地区を21年度事業箇所に予定している。
 161号浜大津電線共同溝(直轄)に1億2700万円で滋賀県大津市観音寺〜大津市浜大津4丁目の道路延長L0・4q(延べ延長L0・8q)に事業着手する。
 舞鶴港前島地区整備に3億3000万円で岸壁の増深改良等を引き続き推進。
 営繕関係では、京都地方合同庁舎(直轄)に400万円を計上。RC造地上4階地下1階建、延約5000uを21〜25年度に建設する予定。総事業費約16億円。
 このほか京滋の新規事業箇所は、次の通り。
▽まちづくり交付金(補助・滋賀県)=高月中央地区、3億1100万円
▽まちづくり交付金(補助・京都府)=長池駅周辺地区外1地区、8億6700万円
▽都市公園事業(補助・京都府)=木津川市木津城址公園、3億4200万円
▽都市公園防災事業(補助・京都市)=京都市安全安心対策事業、2400万円
▽第一種市街地再開発事業(補助・滋賀県)=大津市大津駅西地区、5800万円
▽由良川土地利用一体型水防災事業(上東地区)由良川(直轄)=京都府舞鶴市上東地区、1億3100万円
▽統合河川環境整備事業(自然再生)由良川(補助)=京都府南丹市、1200万円