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大分建設新聞社
2009/03/05
【大分】豆田地区の無電柱化が完了、記念イベントに多くの人出
国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されている日田市豆田地区上町通りの無電柱化完成記念式典とイベントが11日、薫長酒造前の広場であった。無電柱化事業は、歩行者の安全確保や歴史的界わいの風情をもった街並み創出を目ざして、18年度から県日田土木事務所と市が、総延長３８５㍍区間の電線共同溝や歩車共存道路整備を進め、1月末に完成。御幸通り（12年完了）に次いで上町通りと、豆田地区の無電柱化工事が全て完了した。
記念式典には、地元や周辺自治会、佐藤陽一市長、地元選出の国、県、市議会議員、工事関係者など約70人が出席、完成を祝った。この後、施工業者に齊藤文哉上町通り環境整備委員会代表（豆田第一自治会長）から、感謝状が贈られた。式典に出席した、上町通り出身の日本画家で名誉市民の岩澤重雄画伯や「ひた生活領事館イン福岡総領事」でフリーコメンテーターの山本華代さんが、応援メッセージを贈り式典に華を添えた。
オープニングセレモニーでは、参加者によるテープカットがあり、観光客で埋め尽くされた通りを、日田林工、昭和学園高校のバトンやブラスバンドを先頭に、時代衣装の客を乗せた人力車や式典参加者がパレードした。
この日、上町通りと御幸通りは歩行者天国となり、ひなめぐりスタンプラリーや観光施設が無料開放されるなど、各種イベントでにぎわった。
