大阪市は、公共施設マネジメント基本方針(第2期計画)を策定した。計画期間は2025〜34年度の10年間。今後30年間で市設建築物の建て替えや各部位の修繕・更新などに要する費用は、一般会計分で1年当たり約1068億円を見込む。
経費の推移は、26年度の約1621億円がピークで、以降は緩やかに減少する試算だ。施設の複合化・多機能化に加え、用途転用による施設の有効活用、民間活力の導入などにより、費用の軽減と平準化を図る。
また、市設建築物の新築・建て替え時に目指す環境性能を原則ZEB Oriented相当以上に引き上げるなど省エネルギー化を進める。
橋梁や堤防・護岸などのインフラ施設では、今後30年間で必要となる維持管理・更新費は、1年当たり約235億円で推移する見通し。基本的には、定期点検データを基に劣化予測を行う予防保全(状態監視型)による維持管理を推進する。施設の特性に応じて、予防保全(時間計画型)の手法で点検・調査・補修を実施する方針だ。
提供:建通新聞社