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福島建設工業新聞社
2025/03/31

【福島】整備候補地を小名浜港区域内に決定/いわきFC新スタジアム

 サッカーJ2リーグのいわきFCを運営するいわきスポーツクラブ(大倉智社長)は、新スタジアムの整備候補地をいわき市小名浜高山地内の県有地に決定した。
 小名浜港臨港道路1号線南側で、アクアマリンふくしまがある2号ふ頭と小名浜マリンブリッジの3号ふ頭の間に位置する県有地。敷地約2.8ha(現状=駐車場)で現在、県と調整を行っている。
 スタジアムは、現時点で8000人〜1万人規模を想定。観客席スタンドは西、南側に集約して日射や風を抑え込む。1号線側には5階建てのビルディングと観客席を配置。アクアマリンふくしまがある東側には多目的広場を整備し、小名浜地区を面で捉え、観光拠点と連携させることで、経済効果を上げる。
 「まちの構造が変わる345日の居場所」がスタジアムのコンセプト。試合日以外の在り方について、ビルディングにマネタイズの視点も含め、教育機能などさまざまな機能を持たせる方針。
 いわきFCは、将来的にJ1基準のスタジアム整備を条件とした例外適用申請により、J1ライセンスを取得。交付条件として、6月末までに新スタジアムの場所、予算、内容をまとめた整備計画をJリーグに提出する。
(提供:福島建設工業新聞社)