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　県議会は本会議を開き、住吉町１５番街区利活用に向け、公募・選定に提案評価委員会の運営等の経費（２３２９万円）を盛り込んだ２０２５年度当初予算に係る議案を採決し可決した。一般定期借地権を設定してＭＩＣＥやバンケット、ホテル機能等が対象施設となる。また、ゴーサインが出たことで10月ごろの業者選定を見込む。
　土地の面積は約２万４７７７�u。建ぺい率60％、容積率２００％。建築物等の高さは、約35〜約45ｍに制限される。
　想定建物の延べ床面積は３万６４８６．66�u。概要のうち、客室数は３６４室（約32�u）、大宴会場（１６６１．44�u）は１室、中宴会場（５３７．92�u）は２室、小宴会場（１２０．８〜１５５．２�u）は１２室、駐車場台数は３３６台。
　定期借地権の期間は50年以上（運営50年＋工事期間）、応募には事前登録を必要とし、複数の法人で構成するグループも可。３月末から公募（事前登録）を開始する。
　合わせて、周辺のにぎわい創出に向け県では、鹿児島港港湾計画の軽易な変更を実施。小型船だまりを移設して新たに緑地を創出。民間資金やノウハウの活用による拠点創出を図るため、みなと緑地ＰＰＰ制度の導入を想定している。