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　香南市は、夜須防災コミュニティセンター建設工事の一般競争入札を建築、機械設備、電気設備に分割し公告する。建築が早ければ４月、機械設備、電気設備が６月を予定している。工期は17カ月。２０２６年度内の完了を目指す。25年度当初予算で25年度から26年度までの債務負担行為に限度額15億９２３２万円を設定した。
　施設規模は、鉄筋コンクリート造２階建て延べ約２２００平方�b。現在、夜須地区にある夜須支所（夜須町坪井２１９）と夜須福祉センター（夜須町坪井16ノ１）、大峰の里の３施設が津波浸水想定区域に位置しており、施設の高台移転が必要となっている。また、同地区には南海トラフ地震などの大規模災害時に中長期的な避難生活を送るための避難所が不足しており、避難所機能と高台移転が必要な３施設の機能を一つにまとめた複合施設として夜須防災コミュニティセンターを建設する。施設内には夜須支所など事務所の他、緊急時に避難市民２５０人程度の収容が可能な大ホールなどを設ける。
　設計は若竹まちづくり研究所（高知市）が担当した。建設地は市営住宅行間団地、菖蒲谷団地の西側。

提供：建通新聞社