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　新潟市は、２０２５年度当初予算で坂井輪中学校改築事業に係る校舎・屋内運動場等改築工事基本・実施設計委託料９６２０万円を計上した。
　２５・２６年度の２カ年で行う。設計者の選定は公募型プロポーザル方式の採用を検討しており、早ければ４月にも募集要項が公表される見通しだ。
　２４年１月の能登半島地震で被災した坂井輪中学校（西区寺尾上３丁目地内）の南校舎建て替えに合わせ、北校舎を含めた学校全体の改築を行い、適正な教育環境の確保を図る。２７―２９年度の建設工事、３０年１月の供用開始を目指す。その後、校舎および体育館を解体した上でグラウンドを整備する計画。
　基本構想は堤建築設計事務所（新潟市中央区）が担当。
　施設概要（１月１日現在）は校舎ＲＣ造４階建て７０３０平方メートル。普通教室２１室、特別教室、管理諸室で構成。屋内体育館はＳ造平屋建て延べ１５８９平方メートル（うち武道場３７４平方メートル）、グラウンド９９６３平方メートル（トラック２００メートル）。敷地２万１３４６平方メートル。