県企業局は2025年度、勿来工業用水道・沼部堰改築工事の第2工区に着手する。本体工事と機械設備工事に分け、それぞれ6月にも総合評価(標準型)一般競争で入札する予定。工期43カ月。いわき市沼部町道中子地内。
本体工事(一般土木)は可動堰本体工L94m×W15m、場所打杭工1000o×100本で概算金額19〜23億円。機械設備工事は土砂吐ゲート1門(W12m×H2.8m)、洪水吐ゲート2門(W30.5m×H2m)。概算金額は8〜12億円。
現堰の老朽化や、度重なる自然災害による被害を踏まえ、鮫川にある現位置から100m下流に改築する。1工区は右岸側、2工区は左岸側が対象で、今回発注する第2工区の工事で完了となる見通し。改築後、旧堰の撤去に着手する考え。
(提供:福島建設工業新聞社)